こんにちわ、yu-jiです!
野外で過ごしやすい季節になりました。コロナの自粛も落ち着き、自然の中へ繰り出そうという人も増えています。
そんな中で注目を集めているのが、登山などのアウトドアでのアクティビティです。
しかし、登山に必要なものは色々あり、何から揃えればいいのか見当もつかないほどです。
✔ どんな服装が良いのか
✔ 初心者が買うべき服装は?
✔ 価格はどのくらいなのか
そこで今回は服装に焦点を当て、私がしてしまった失敗と一緒に登山の服装の基本と失敗しない選び方を紹介します。
服装は基本的な装備【登山において最も重要な要素】
例えば、あなたがプールに泳ぎに行くとしたら水着に着替えますよね?
服を着たまま泳ぐことと同じく、登山で服装を誤ることも危険を招くことがあります。
登山には多くの装備や道具がありますが、登山靴と並んで服装は最も基本的な装備の一つではないでしょうか。
私は登山を始めたばかりの頃にそのことを知らず、真夏の山で寒さに震えた経験があります。
その時は温かい飲み物などで体を暖めてすぐに下山したため、大事にはなりませんでした。
しかし、この経験は1000mどころか600m程度の山での経験で、私が服装の重要性について強く意識した出来事です。
登山の服装の基本はレイヤリング
まずは服装の基本的な考え方と方向について知っておきましょう。
登山の服装の基本はレイヤリングと言われています。
簡単にいうと「重ね着」のことです。
季節によって服装を変えるのではなく、天候や気温に合わせて重ね着しているものを「脱ぐ」「着る」を繰り返して体温調節するという考え方です。
反対に綿100%の服は絶対に避けてください。綿は汗を吸いやすく、水分を吸った面は固くなるため動きにくくなってしまいます。
・ベースレイヤー
いわゆる肌着にあたり速乾性を備え、汗によって起こる問題を軽減するためにあります。
・ミドルレイヤー
これは保温性のある中間着ともいわれるものです。行動しながら着ていることも多く、厚手のものよりも薄手のものを組み合わせることをおすすめします。
・アウターレイヤー
一番外に着る服であり、ウィンドブレイカーやレインウェアがこれにあたります。防風や防雨が目的で高価になりがちな印象です。
高価な装備を買う前に確認したいこと
「いつ」「どんな山」に登るのか、そのぐらいのことで大丈夫です。
例えば「秋」の「高尾山」に登る。そのぐらいの感じまで決まっていれば準備を始められます。
ただし、初心者の方で装備が揃っていないという前提であれば、もう一つ条件を付け加えましょう。
「自分はどれぐらい一年で登山をするのか」ということです。
友達と一年に一回ぐらいお付き合い、というぐらいの頻度で、高尾山のようにケーブルカーなどの施設が整っている山であれば、高い登山用装備を買い揃えるのはちょっともったいない気もします。
これから登山を趣味として本格的にスタートするという方であれば、登山靴やザックなど必要最低限の装備と合わせて専門店で揃えるのもひとつの選択でしょう。
しかし、登山用品は高機能であるため、とても高価であることも事実。
まずは登山における服装の重要度に合わせて揃えるといいでしょう。
登山初心者が最初に買っておきたい服
これから簡単に登山に揃えるべき服装を紹介していきます!
紹介する服装から揃えていくことが、初心者の方には一番良いと思うので参考にされてみてください!
ベースレイヤー
個人的にはベースレイヤーから揃えることをおすすめします。これがあるだけで快適度が違いますし、他のスポーツなどにも使いまわせます。
速乾性があり、これ一枚あるだけで休憩中に汗によって体が冷えすぎることを防ぎ、不快感を減らすだけでなく、ものによっては臭いまで軽減してくれます。
また、基本的に登山では全速力で走るような場面はほとんどありませんが、一般的に大量の汗をかくといわれています。それは一年を通して登山について回る問題でもあります。
そのため「汗の処理」ということに関して、ベースレイヤーは重要です。
専用のものでなくてもポリエステルなどの繊維は速乾性に優れたものが多く、代用する際には服のタグをチェックしてみてください。
レインウェア
私が購入したウェアの中では上下合わせて最高額です。
でも、ないと最悪の場合は命にかかわります。山の中では誰も助けてくれない場合もあり、低体温症は本当に危険です。
既に述べましたが、私は真夏の山で寒くて震えた経験があります。
一度目は雨に濡れて。
二度目は100均のレインジャケットを代用品にして、汗をかなりかいたためです。
登山用のレインジャケットは内部で生じた水蒸気を逃がす生地が使われているため、「雨に濡れない」「汗で体を冷やし過ぎない」という二つの役割を果たしてくれます。
防寒着
山は寒いという前提で行動するほうが無難だからです。
たとえ気温が出発地点では高くても、山頂では3℃から5℃ほど下がっている場合がよくあるからです。
特に山頂付近では遮るもののない風が吹き、体感温度はさらに低下するため、山頂で景色を楽しむ間もなく寒さに震えることになります。
まとめ
最後までご覧頂きありがとうございました(^^)/
登山での服装は危険を事前に防ぐためにとても重要なものです。
機能を理解し、自分が登りたい山に合わせて購入するのがいいでしょう。
私がおすすめしたいのは、
ポイント
・ベースレイヤー
・レインウェア
・防寒着
この順番で登山用の服装を揃えることです。
そして、綿100%の服は避けてください。これは下着や靴下なども同じです。
登山用の服もおしゃれなものが販売されているので、選ぶこともぜひ楽しんでください!