こんにちわ、yu-jiです!
本格的に降雪が始まるまでの秋山は、多くの人が登山を楽しむハイシーズン。
気候も穏やかで紅葉など景色も見どころが多く、特に低山域での日帰り登山が人気です。
しかし、日帰りといっても登山は登山。しっかりとした準備をしなくては思わぬトラブルに遭遇し、楽しめないばかりか事故に繋がる場合もあるでしょう。
そうならないために事前の準備をしっかりして、最高の登山を楽しみたいものです。そのためには何を持っていけばよいのでしょう?
そこで、
メモ
・登山の基本的な持ち物
・日帰り登山での持ち物
・日帰り登山の持ち物は「やりたいこと」で変わる
これらについて簡単に解説します!
記事の信頼性
アウトドア歴15年ほど。
これまで、釣り・登山・キャンプ・ダイビングなど様々なジャンルの経験あり。しっかり悩みを解決できるよう役立つ情報を発信致します!
登山の基本的な持ち物
まず、登山靴やザックやウェア類などの基本的な装備ではなく、「ザックの中に何を入れるのか」ということに焦点を当てて解説します。
日帰りだけでなく、テント泊をする場合でも必要になる基本的な「持ち物」だと考えてください。
必須なのは天候の変化に対応するためのレインジャケット、水分補給のための水筒、下山が遅れたときに備えてのヘッドランプ。
現在位置を知るためのコンパスと登山用地図。スマホとモバイルパッテリーは最近の登山では欠かせません。
行動食と非常食がなければ行動が鈍ることもあり得ます。
ファーストエイドキットとエマージェンシーシートは怪我や遭難に対する備えです。着替えやタオルなども持っておくといいでしょう。
さらに忘れてはいけないのは、保険証とゴミを持ち帰るためのゴミ袋です。
これらの持ち物にプラスして、登山の日程や一緒に行く人、そして登山をする目的にプラスしたものを持っていくことになります。
たくさんあって、一つか二つは忘れてしまいそうなので、私はチェックリストを作って忘れ物防止をしています。
ポイント
・レインジャケット
・1リットルぐらいの水筒
・ヘッドランプ
・登山用地図とコンパス
・スマホとモバイルパッテリー
・行動食と非常食
・ファーストエイドキットとエマージェンシーシート
・着替えとタオル
・保険証
・ゴミ袋
日帰り登山に、この持ち物は本当に必要?
登山の持ち物は基本的に安全登山に必要なものを中心に構成されています。
低山だから、日帰りだからと用意を怠ると天候の悪化に対応できなかったり、事故に遭遇したりした場合の対応が難しくなります。
そのため持って行っても使わなかったというのがベストな持ち物としては、ファーストエイドキットやエマージェンシーシートがあります。
ファーストエイドキット
絆創膏やガーゼ、包帯だけでなく、痛み止めなどの薬を加えた緊急時用の応急手当の道具をひとまとめにしたものです。
最初は登山専門店などで購入し、必要だと思うものを追加するのが簡単でいいでしょう。
エマージェンシーシート
メモ
防災用として、自治体から配布されたものを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
避難時などに体に巻き付けて使う超薄手の銀色のシートです。熱を逃がさず、体力の消耗を抑えるので、体調不良の人や怪我をした人を保護するにも使えます。
ファーストエイドキットとエマージェンシーシートは、登山だけでなく防災用としても活躍できるアイテムなので、持っておいて損はないはずです。
ポイント
・登山の持ち物は安全のために持っていく
・使わないほうがいい持ち物もある
・ファーストエイドキットは基本セットを購入してカスタマイズ
・防災用にも役立つので揃えるのがおすすめ
日帰り登山の持ち物
日帰り登山でもテントを使う縦走でも基本的な持ち物は変わりません。
変わるのは、あなたが「登山でしたいこと」です。
したいことは、「目的」と言い換えることもできますね。
私は低山域の日帰り登山では「食事」を楽しみに上ります!
山頂の景色を楽しみながら、自分で調理しもの食べるのは格別です。調理をしないまでも山頂でコーヒーを一杯飲むだけでも思い出深い登山に変わります。
持ち物を決める前に、山で何をしたいのかを決めましょう!
例えば
下山後に温泉で汗を流したい、というのも立派な目的になりますね。
あとは写真を撮りたいとか。もしかしたら縦走に備えて大型のザックを持つトレーニングをするのもいいかもしれません。
・基本の持ち物以外は「やりたいこと」に合わせて追加する
日帰り登山で山ごはんを楽しみたい
山頂からの景色を楽しみながら、お昼を楽しむ!
実は日帰り登山は山ごはんの入門におすすめ。しかも人気のある低山域はテーブルやベンチなどが設置されている山が多く、安心して火を扱えます。
山ごはんを目的に楽しみたいのであれば食材、水、ガスストーブ鍋などの調理器具が必要になります。
食材は事前にカットするかカット済みの食材を購入することで、下ごしらえの手間を省けます。
防風や小型のテーブルなどもあると、より快適に調理を行えますが、重量が増えるので無に持つ必要はないでしょう!
お皿は鍋などで代用できますが、お箸やスプーン、フォークをお忘れなく。
山ごはんを食べるのに必要な持ち物は、
ポイント
・食材
・水
・ガスストーブ
・鍋などの調理器具
・お皿は鍋などで代用できる
・お箸、スプーン、フォークなど
・食材は下ごしらえをしていくと山での調理が楽
温泉で日帰り登山を締めくくりたい
下山後に温泉を楽しむと、体の汚れや汗を流せるだけでなく、疲れも取れて一石二鳥です!
売店などがない山では、温泉でちょっとした小物などを購入して登山の記念にしたこともあります。
あえて温泉に近い山を選び、下山後の楽しみにするという登山スタイルも私は好きで、何度か友達と一緒に行っています。
そんな時は必ず着替えが必要ではないでしょうか。
せっかく綺麗になっても汚れたウェアを着ては、なんだか気分も下がります。
ですので、風呂上り用の着替えと、一応タオルを持っていくことをおすすめします。
疲れた体を癒す下山後温泉は私のイチオシ登山プランです!足湯だけでも癒されるので、いかがでしょうか?
日帰り登山でテント泊や縦走などに備えたトレーニング
2泊3日のテント泊に合わせて、ザックを買い替えた経験があります。
いきなり本番で使うには不安があったので、行き慣れた低山で実際に使ってみることにしました。
本番と同じ持ち物と装備で、日帰り登山をして装備の癖や負担などを確認したのです。そうすることで本番での不安を減らし、トラブルを予測することができます。
また、山岳部などに所属していた人に聞いた話ですが、高尾山などでザックの中にウェイトを入れて、トレーニングをした経験があるそうです。
低山での日帰り登山でも本番での不安を軽くしたり、トレーニングをしたりして備えることはできるわけですね。
そういった場合の持ち物は本番を意識した重量級になるでしょう。
ポイント
・テントなど長期の縦走をするための持ち物
・トレーニングとして不可になる水の入ったペットボトルなど
まとめ
最後までご覧頂きありがとうございました(^^)/
登山には基本ともいえる持ち物があります。
そこに自分が「やりたいこと」を決めてプラスしたものが、あなたの登山の持ち物です。
特に日帰り登山では色々なことを試すことができます。
あなただけの登山プランや登山スタイルを試すのに、日帰り登山はまたとない機会でしょう。
登山の基本の持ち物は、
ポイント
・レインジャケット
・1リットルぐらいの水筒
・ヘッドランプ
・登山用地図とコンパス
・スマホとモバイルパッテリー
・行動食と非常食
・ファーストエイドキットとエマージェンシーシート
・着替えとタオル
・保険証
・ゴミ袋
この10個です!
日帰り登山であればこれで十分でしょう!
あとはあなたのスタイルを追求することで、登山の持ち物は本当に意味で完成します。
色々な登山スタイルをまずは日帰りから楽しみましょう(^^)/