こんにちわ、yu-jiです!
冬のキャンプは空気も澄んでいて、星空も最高。
あったかいキャンプ飯もいつも以上に体に染みるし、何より人が少なく、景色や静けさを独占して楽しめます。
キャンプと言えば実は冬が本番といっても過言ではないと私は思います!
そんな魅力たっぷりの冬キャンプを全力で楽しむ為に、絶対に欠かしてはならないもの。それが「寒さ対策」です。
一歩間違えれば命の危険にさらされてもおかしくない冬キャンプ。
何より寒すぎるキャンプは、、、全然楽しくない!!
かといって、そんなに高い防寒グッズは買えないし・・・。
今回は、冬キャンプ初心者さんでも出来るカンタンな寒さ対策をご紹介したいと思います。
ポイント
アウトドア歴15年ほど。
これまで、釣り・登山・キャンプ・ダイビングなど様々なジャンルの経験あり。しっかり悩みを解決できるよう役立つ情報を発信致します!
なぜ必要?寒さ対策
キャンプ経験ほぼ0だった私が、年中キャンパーの友人に連れられて真冬の田貫湖にキャンプをしに行った時のこと。
なんとその日、東京に大雪警報が発令され、次の日には高速道路が通行止めになるほどの大雪に見舞われてしまいました。
しかし、友人キャンパーの冬キャンプ対策により
不思議と寒さがあまり気にならなくなり、満点の星空や、染み渡る料理やお酒のおいしさ、炎のあたたかさ、大自然のちからづよさ、、、冬のキャンプの醍醐味をたっぷり堪能することが出来たのです!
もしきちんと防寒できていなかったら・・・きっと「寒い」ということ以外に何かを感じることはできなかったでしょう。
冬のキャンプが楽しめるかどうか。全ては寒さ対策にかかっているのです!
インナーは重ね着であたたかい空気層を作る
さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここから具体的な寒さ対策について書いていきたいと思います。ポイントは、「簡単」ということ!!
私は分厚いアウターを1枚ドーンと着る防寒も大事ですが、インナー薄手のものを何枚も重ねる防寒の方が効果があります!
メモ
重ね着は服と服の間に空気層ができ、その空気層が体温で温められるので
温かさをより感じることができるからです。
重ね着なら、家にあるもので簡単にできますよね。
発熱素材のものがあると、体を動かしたときにより効果を感じられますよ!
ダウンジャケットで雨風を防ぐ
重ね着したあとはアウターですが、やはりダウンジャケットがおすすめです。
アウトドアブランドのお高いアウターはやはり機能性抜群ですが、今はユニクロなんかでも安価なダウンが売られていますね!
ただ、防水ではないので濡れてしまうようなら、カッパを羽織るのもありです。
インナーで保温+アウターで外からの冷たい風や雨をシャットダウンします。
忘れがちな下半身の防寒
上着はたくさん羽織るとしても、下半身が薄手では地面からの冷気に耐えられません。
下半身もできればダウンパンツや巻きスカートなどがあると良いですが、
無ければ、家にある布をありったけ持って行き腰や足に巻き付けます(笑)
騙されたと思ってやってみてください。全然違いますよ!
圧倒的に暖かくて、機能性も良い製品がこちらのダウンパンツです。一着持っていれば安心なので、是非とも携行してみてください(^^)/
「3首」をあたためる
血管が集中している3つの「首」
首、手首、足首は特に重要です。ここを温めるだけで、体感温度が3~4℃もあがると言われています。
小物を使ってしっかりあたためましょう。
・ネックウォーマーorマフラー
何もなければフェイスタオルでもいいです。できるだけ広範囲に巻きましょう。
・手袋
第二関節までの手袋だと、はめながら作業もしやすいです。
・靴下
靴下も重ね履きします。血流をよくするため一番内側は5本指ソックスがおすすめ。
くるぶし丈でなく、しっかり足首を覆う長さのものにしましょう。
・ニット帽
意外と頭も寒いんですよね。ニット帽は必須です。
他にも、イヤーマフ、レッグウォーマー等も積極的に使います。
アウトドアグッズでなくても、普段使っているものでも大丈夫です!
ありったけの布を持ち込む!
あとはとにかく、、、、家中の布をあるだけ持っていくこと!!
これが一番簡単な寒さ対策かもしれません。バスタオルでも、ブランケットでも大丈夫です!
体に巻きつけるもよし、寝袋に入れるもよし、お尻に敷いてもよし。
あればあるだけ、寒さが軽減されますよ!
体の中からあたためる
生姜 | 納豆 |
人参 | チーズ |
かぼちゃ | キムチ |
ごぼう | 味噌 |
大根 | 唐辛子 |
れんこん | 紅茶 |
玉ねぎ | 赤ワイン |
じゃがいも | 日本酒 |
りんご | 紹興酒 |
根菜や発酵食品が主に体をあたためる食材になります。鍋料理やスープにして食べると、じんわり体があたたまりますよ!
私が特におすすめしたいのは、生姜たっぷりのチャイティです。
生姜はもちろん、紅茶にも体をあたためる作用があり、スパイスから煮てつくるチャイは本当に格別です!!
ぜひ試してみてください。
寝る時のポイントは「地面との距離」と「積層」
ごはんを食べたら、いざ就寝。
「寒くて眠れない!!」ということにならないよう、一番の頑張りどころです。
ポイントは「地面との距離」と「積層」です。
体温をうばわれないよう底冷え対策はしっかりと行いましょう。
グラウンドシートだけでは不十分です。
テントの下に
ポイント
・グラウンドシート
・ブルーシート
・ダンボール
テント内に
ポイント
・銀マット
・ヨガマット
・キャンプマット
・ブランケット
上記のものをあるだけ敷き詰めます。
できればコットを使用し、地面からより距離が取れるとよいですが、ここまで何重にも敷き詰め、冬用のシュラフを使用すればかなり快適に眠ることができます。
シュラフを新たに購入する場合は、限界使用温度をしっかり確認してくださいね。
災害時にも使えるポータブル電源
ここまで、電気を使わずいかに寒さ対策ができるかを検討してきましたが電源サイトを利用したり、ポータブル電源を持ち込むと、
こたつに電気毛布、ヒーターなど暖房器具をつないでより冬キャンプを快適に過ごすことができます!
電気を使わないキャンプばかりしてきた私も、最近ついにポータブル電源を購入しました。
容量が大きければなかなかのお値段がするポータブル電源ですが、
メモ
キャンプのときだけでなく、ここ数年の毎年のように続く大災害への備えという意味でも
持っていて損はないと考え購入を決めました。
キャンプ装備は、万が一の災害時の備えにもなりますからね。
まとめ
最後までご覧頂きありがとうございました(^^)/
ポイント
・インナーは重ね着で保温+アウターはダウンで雨風を防ぐ
・下半身の防寒を忘れない。
・3首をしっかりあたためる
・家にある布をあるだけ用意する
・食事で体の中からあたたまる
・寝るときは「地面との距離」と「積層」を意識する。
・ポータブル電源+暖房器具でより快適に。
高級な装備がなくても、家にあるもので冬キャンプは楽しめます!
あらかじめキャンプする場所の気温をチェックし、臨んでくださいね。