
こんにちわ、ゆーじです!
魚釣りの醍醐味は釣りを楽しむこと、釣った魚を美味しくいただくことだと思います。
せっかく魚を釣っても家に帰るまでの保存方法によって美味しくも不味くもなります。
この記事を読んで悩みを解決しましょう!
記事の信頼性
ダイビング、釣り、登山、キャンプなどアウトドアが大好きでその歴は15年ほど。
アウトドアを発信したい!という思いからあらゆるメディアで記事を執筆したり、SNSでの情報発信しています。
アウトドアを通して人生の新たな楽しみが増えること祈っております!
その1、釣った魚を美味しく食べるためには血抜きする

魚を釣り上げたらまず血抜きをします。
血抜きをしないと身体中に血が行き渡り身が不味くなってしまいます。
血抜きの方法はエラの上下どちらかにナイフで切り込みを入れる。他には尻尾を切り落とす方法が簡単で初心者でも簡単にできます。
※エラを切る際にはエラや口に棘のある魚もいるので注意しましょう。
エラや尻尾を切ったら海水に付けると心臓が動いているので自然に抜けていきます。さらに魚を海水につけながらフリフリすると早く血抜きができます。
その2、釣った魚を美味しく食べるためには締める

釣った魚は海から上がると呼吸ができなくなって死んでいきます。
時間をかけて死んでしまうと暴れたりして体に血が回ってしまい魚が血生くさくなってしまいます。
いくら新鮮でも血生臭い魚は美味しくないと思います。
魚を美味しく食べるには、釣ったらすぐに『締める』ことがとても重要です。締め方には色々な方法があり、代表的なシメ方が脳天締めと神経締めです。
脳天締めとは?
脳天締めとは字のごとく脳みそを破壊する締め方です。脳を破壊することにより脳からの信号を遮断して体に血を回さなくなります。
血が回らないことにより身に血が浸潤しなくなります。
脳天締めは魚の目の後ろの方にあり、そこにアイスピックやナイフをさすことにより脳を破壊します。
脳に命中すると魚が仰け反り痙攣するのが目印です。魚によっては魚体が白くなる場合もあります。このようなことを目安に脳天締めを行ってみてください。
締める際にはかなりおすすめなので、一つ持っておくと良いですよ!
神経締めとは?
神経締めとは、魚の脊髄(大骨)の上にある神経を細いワイヤーを使い締める方法です。
基本的には魚の鼻からワイヤーを入れる方法と尻尾を切り神経に直接ワイヤーを入れ神経細胞を壊すことによって魚の臭みの発生や腐敗を遅らせ鮮度を保つことができます。
尻尾を切って断面を見ると大骨の上の方に神経が見えます。
そこにワイヤーを刺すとビクビクして痙攣します。痙攣したら締まっています。
その3、釣った魚を美味しく食べるためには氷締め

釣った魚を美味しく食べる方法はまず1に血抜きをする。2に締める。最後にクーラーボックスに氷を入れ魚の温度上昇を防ぎます。
魚の体温が上がれば鮮度が落ちます。鮮度が落ちると美味しく食べることができなくなります。ただし、冷やしすぎてもよくありません。
冷やしすぎると身が硬直してしまい歯ごたえのある食感になってしまいます。
魚を冷やす時の注意点としては魚を直接、氷に当てないことです。
釣った魚はビニール袋等に入れ氷の中に入れるとクーラーボックスも汚れないし、魚も新鮮に保つことができます。
マグロなどの大型魚は特別でクーラーボックスに氷を入れ、そこに海水を入れ魚を直接入れる方法もあります。魚種により冷やし方も変えたほうがいいと思います。
釣った魚を美味しく食べる裏技

釣った魚を美味しく食べるための裏技を紹介します。
これをやるだけで旨味成分が増して、より一層美味しく食べることができるので、おすすめです!
寝かせる
刺身で食べる場合は寝かせることです。
魚は新鮮な方が美味しいイメージが強いですが、実は腐る直前が1番美味しいんです。
これは好き嫌いに別れると思いますが、刺身は寝かせることにより身が柔らかくなり甘味や旨味が増す傾向があります。
あくまでも血抜きや神経締めをした後に冷蔵庫で寝かせることが大事です。
ベテランになると約1週間寝かせて刺身で食べる人もいるようです。私は怖くてやったことはありませんが…笑
昆布で締める
これは有名な昆布締めで日本酒を染み込ませた昆布に刺身を乗せサンドイッチにし寝かせる方法です。
昆布で締めることにより水分が抜け身に歯ごたえが出てとても美味しく食べることができます。
昆布締めは白身の魚がおすすめです。ぜひ試してみましょう。
まとめ
最後までご覧いただき誠にありがとうございました!
釣った魚を美味しく食べる方法を紹介しました。
- 血抜き
- 脳天締め、神経締め
- 氷締め
魚を美味しく食べるためには手間がかかります。手間がかかってでも魚を美味しく食べたい。釣り人の醍醐味です。釣りは楽しく美味しくを目指し楽しんでいきましょう。