こんにちわ、yu-jiです!
春夏秋の登山やハイキングを楽しんでみた方なら、次は
メモ
「冬の登山もしてみたい。」
「雪景色はどうなっているのだろう。」
「冬山ハイクの話を聞いていたら自分も行きたくなった。」
そんなふうに思われることでしょう。 最近は年越し登山と称して、年末年始の山小屋は満員になることもあるそうです。 初日の出を山で見られるなんて最高ですからね! ただ、「遭難」のニュースを聞くと、二の足を踏んでしまう人も多いはず。
「雪で埋まって道がわかるだろうか。」「雪崩とか大丈夫かな。」
実は私も、冬の登山を始める前に迷い、親や友人に言うとあまりいい顔をされませんでした。
「冬山? 経験ある人と行けよ。」「遭難だけは勘弁してくれ。。。」
当たり前ですよね(笑)。
ポイント
アウトドア歴15年ほど。
これまで、釣り・登山・キャンプ・ダイビングなど様々なジャンルの経験あり。しっかり悩みを解決できるよう役立つ情報を発信致します!
そこで装備や道具が整い、かつ経験者が一緒にいるという前提で「初心者向け雪山おすすめのエリア 関東編」を紹介します!
関東の山々
一口に関東の山と言っても、エリアはかなり広くなります。
北は栃木県の那須や日光、南は神奈川の丹沢、西は山梨の金峰山あたりまで。
小屋が通年営業しているところもあり、冬も登山者は多い傾向。 またスキー場などの観光施設があれば、週末などに多くの人が見込まれますね。
全体的に標高2000m前後なので、樹林帯が多く、天気が悪くても登れてしまうこともありますが、降雪量が多ければラッセルを強いられることもあるので体力勝負。
そして、内陸に位置する山域は強風(それも体が吹き飛ばされるくらい)が吹くこともあるので、天候が良いことだけをあてにしないように注意してください。
関東のおすすめの山5選
ここからはおすすめの山5選と題して、紹介していきます!
ここではハイキング程度で楽しめる山から、本格的な登山を楽しめる山をピックアップしてみましたので参考にしてみてください。
また、山小屋など宿泊施設についても提示しているのでチェックしてみてください!
高尾山(気軽なハイキング程度から)
高尾山の冬は長いです。紅葉の終わりからフクジュソウが咲くころまででしょうか。
色鮮やかな葉の上にうっすら霜が降りていることもあります。本格的な冬になると、澄んだ引き締まった空気の中で静かな時間を過ごすことができます。
高尾山にはいろいろなコースがありますが、1号路が初心者にはおすすめ。トイレの数が多く、ケーブルカーやリフトを利用することができるので、体力に自信がないときは安心ですよ。
その他にも様々なルートがあったり、アクティビティもあるのでホームページを確認してみましょう!
「もう、何回も来てるよ。」というあなた、冬は夏より早く暗くなり、夕方以降は気温が一気に下がります。くれぐれもスケジュールに余裕持ってください。そして厚底の靴をお忘れなく!
メモ
★ ここはハイキングレベルです。寒さに慣れること、新しい装備を試すことなどに利用されるのもいいでしょう。
那須・茶臼山
主峰茶臼岳は比較的積雪が少ないと言われており、初心者に相応しいと思います。
しかし、場所によっては風の通り道があり、体が飛ばされるほどの強風が吹くことがあります。移動性高気圧に覆われた穏やかな日がおすすめですね。
大丸温泉から先の道は、冬季閉鎖されているので歩きましょう。そこからは灌木帯となり、峠の茶屋の前を通って登山口へ至ります。
稜線上の峰の茶屋跡避難小屋(無人)に近づいていくと、強風の可能性あり、転倒注意ですよ。
山頂からは尾瀬の山まで望むことができ、それはそれは最高の眺め。下山は来た道を戻り、往復約4時間の道のりです。
こちらもホームページから様々な情報が発信されているので、確認してみましょう(^^)/
大菩薩嶺(だいぼさつれい)
冬型の強い気圧配置でなければ、天候に恵まれる機会も多く、積雪も少ないほうです。
稜線からは富士山や南アルプスが眺められ、時間があれば小屋泊りでゆっくりしてもいいくらいのコースです。もし泊まるとすれば、福ちゃん荘かロッジ長兵衛。
メモ
ここは秋、ススキの風景がピッタリ似合いますよね。でも標高2000m超えの雪山としても人気があります。ただし、山頂から丸川峠の樹林帯の下りはスリップしやすいので、慎重に。
よってチェーンスパイクか6本爪アイゼンは必携ですよ。
奥秩父 金峰山
西高東低の冬型の気圧配置のときでも、比較的晴天になりやすいのが冬の金峰山。
年末年始には登山口の小屋や途中の富士見小屋も営業し、バスの運行もあります。
登山口は瑞牆山荘。途中、富士見平小屋を経由して大日岩→金峰山と至り、元来た道を戻ります。合計往復8時間
稜線に出ると大展望、さらに雪と岩をミックスした登山道が楽しめて雪山初心者でもチャレンジしやすいので、奥秩父では特におすすめ。
ただ、ほかの山と同様、稜線では強風でバランスを崩さないように 注意が必要ですよ。
そして、雪の積もり方によっては樹林帯の急斜面でアイゼンが必要になるのでお忘れなく。
雲取山
山小屋に泊まって雪山を楽しむのには最適な山。ただし、2月から3月にかけて大雪に見舞われることもあるので、12月末から1月がおすすめ。
小屋へ至る道はいくつもあるが、鴨沢登山口からのコースが比較的登りやすいです。
最初は杉の人工林で面白みに欠けるかもしれないが、堂所と呼ばれるあたりから広葉樹に変わり、自然の趣を見せてくれます。
稜線途中の雲取奥多摩小屋で泊まるもよし、さらに先の頂上近くの避難小屋に泊まるもよし。コース全体に岩稜帯のようなところはないが、樹林帯の急斜面の凍結に要注意でしょう。
宿泊となると、荷物も若干重くなるうえ歩行時間も長くなるので、十分に体力をつけてから登るようにしてくださいね。
まとめ
最後までご覧頂きありがとうございました(^^)/
ポイント
1.高尾山は超初心者向け。でも日暮れ時間に注意。
2.那須・茶臼岳は往復時間が短いものの、稜線沿いは強風注意
3・大菩薩嶺は2000m越えの山として一つのステップ。樹林帯のスリップ注意。
4 .奥秩父金峰山は往復8時間なので要体力。
5 .雲取山は1泊2日でさらにもう一つ上のステップ(東京都最高峰)
1から5までステップを踏むように紹介してみました。夏とは違ってたくさんの要素が加わってくることがおわかりいただけたでしょうか。 好条件さえ揃えば、夏山とは違って一味も二味も冬の魅力を深く実感することができるでしょう。
くれぐれも気を付けて楽しんでくださいね!