
皆さん、こんにちわ!
海釣りの中でもとくに人気のグレ釣り。
私も「なんだ?この引きは!」と最初はおどろきました。
ほかの魚と比べて引きは強く、エキサイティング。
この記事では、
- グレ釣りをこれから始める人
- おすすめの道具を知りたい人
- グレの釣り方を知りたい人
上記のような悩みを解決致します!
そんな釣り初心者から上級者までを魅了する、グレの釣り方をご紹介します。
記事の信頼性
ダイビング、釣り、登山、キャンプなどアウトドアが大好きでその歴は15年ほど。
アウトドアを発信したい!という思いからあらゆるメディアで記事を執筆したり、SNSでの情報発信しています。
アウトドアを通して人生の新たな楽しみが増えること祈っております!
グレとは?

グレは別名「メジナ」とも呼ばれており、スズキ目メジナ科の海水魚になります。
グレは大きく分けて2種類います。
- 尾長グレ(クロメジナ)→ エラブタの縁が黒い。
- 口太グレ(メジナ)→ エラブタの黒い縁がない。
といった特徴で見分けることが可能です。
大きくなると60~80cm程度まで成長します。
グレは警戒心が強く日中は、海底の溝や岩陰などに隠れていて、海面に姿を現すことがほとんどありません。
なので、マキエを使ってフカセ釣りをしている人はグレ釣りをしている可能性が高いといえますね。
グレ釣りのシーズン

春(産卵期)
季節的にも中間であり、夏に向けて水温が上昇してきます。
水温上昇とともに、大型のグレたちも動き出し、思わぬサイズと遭遇する時期でもあります。
反面、口太グレが産卵期に入る時期でもあるので釣果にバラつきがでやすいです
夏(比較的釣りやすい時期)
梅雨グレと呼ばれることもあり梅雨が終わった時期はとても釣れやすいです。
水温も上がりきる前の6月ぐらいは口太グレ、尾長グレ、両方を狙えます。
釣り人も結構多いです。
7月の後半以降は、水温が上がりすぎるため食いつきが悪くなります。
秋(色んな魚が活発になる時期)
夏が終わり、心地よい気温の秋。
釣り場でぼーっと黄昏るのもいいですね。
秋といえば、どの魚も活発になる時期になります。
口太グレ、尾長グレも、この時期になると釣れやすくなります。
大型サイズも期待できるので、さまざまなサイズを狙いに釣り人は、やってきます。
冬(一番狙い目の時期)
11月から2月くらいまでは、寒グレといって釣れやすい時期です。
私の感覚的には、釣り人が一番増えるシーズンだと感じます。
この時期のグレは、釣り場からあまり遠くへ行かないので、
エサを遠くに投げる必要はありません。
グレ釣りに必要な竿とは?

グレ竿の選び方は、「号数、長さ、調子」の3点を基準に選びましょう!
それぞれについて簡単に説明します。
号数(竿の硬さが決まる)
グレの竿は号数で表記されています。
最も一般的な号数で言うと、1.5号です。
とりあえず、様々なグレに対応できる1.5号を選んでおくと間違いないです。
個人的に1.5号を基準に自分の好みを決めると良いと思います!
- 軽量にして操作性を上げたい → 1.5号より軽いもの
- より大型のグレを釣り上げるようにしたい → 1.5号より大きいもの
初心者のうちは一本で問題ないですが、もっと色んなシチュエーションで楽しみたい方は、竿のバリエーションを増やすのもおすすめです!
長さ(操作性が決まる)
続いては竿の長さです。こちらは操作性に直結するのでご自身のスタイルに合わせて選んでみましょう!
大半の磯竿は、5~5.3mほどで設計されています。
こちらもスタンダードの5.3mを基準に選んでみましょう!
ショアジギングなどのルアー釣りをされる方は、磯竿を初めて扱うとかなり長いと感じると思いますが、ウキ仕掛けでは最低でも5mは必要になってきます。
操作性を重視したい方は、5mでも全然良いかと思います^^
調子(竿の曲がり方が決まる)
竿の調子とは、竿自体の曲がり方を指します。
大きく分けると、3つのタイプがあります。
- 穂先(先端)から曲がるタイプ:先調子
- 中間から曲がるタイプ:胴調子
- 上記2つの間から曲がる:中間的な調子
初心者の方は、2、3の胴調子ベースで選んでみると良いです。
例えば、魚が根に潜ろうとした場合でも大きく曲がって、魚の動きを吸収してくれるのでバラシにくいです。
これらを踏まえて、おすすめの竿を紹介
磯竿の中でも比較的安価でベーシックなものを紹介します。
少し高いと感じるかもしれませんが、まずはこちらを買っておけば長く使えますし、おすすめです!
- 本格モデルのダイワ製
- 軽量なカーボンフレーム採用
- ガタつきが軽減されるスクリューシート
安心できるメーカーでもあるので、検討されて見てください!
グレ釣りのリールはどれを選ぶ?

グレ釣りのリールは以下の2点がポイントです。
- スピニングリールを選ぶ
- スピニングリールの中でも、レバーブレーキリールを選ぶ
結論から言いますと、スピンニングリール一択で問題ないでしょう。
その中で主流となっているので、レバーブレーキリールです。
一般的なスピニングリール加えて、「瞬時にラインを止めたり、出したりすることができる」という点が特徴です。
そして、リールの番手ですが、こちらは2500番で問題ないです!
こちらも先ほどの竿と同じメーカーのダイワ製です。
合わせて購入しても良いかもしれませんね!
針:6号からで始めよう!

グレ釣りでは、5~6号がベースです。 40cmなどのサイズが来ても6号の針であれば対応できるので問題ないです。
初心者はまずはこちらのサイズを使用してみましょう!
エサは何を使う?

オキアミが主流です。
コマセとは、魚をポイントに集めるために撒く餌のことをいいます。
こちらは、オキアミと集魚剤をまぜて使いましょう。
コマセを撒く頻度にもよりますが、オキアミ3kgでおおよそ3~4時間程度もちます。
集魚剤は、店舗やネットなどで手にはいります!
いざ、釣り場へ出かけよう

グレの釣り場は主に4つあります。
堤防
こちらは、比較的に隠れる場所が少ないので
足元を狙うのがポイントです。
テトラポット
ここは、グレが隠れる隙間がたくさんあるため集まりやすい場所になります。
ヒットした後に潜り込むので巻くときは、注意が必要です!
磯場
たくさんの隠れ場があり、狙い目です!
そして磯では、大型のグレを狙うことができます。
投げるポイントとして、磯の割れ目や、磯際を狙っていきましょう。
石積み
たくさんの石の隙間があるので、そこが狙いポイントです。
グレがよく潜んでいます。
釣り方のコツ

グレ釣りにおける大事なことは、いかに、マキエを駆使して仕掛けをあわせられるかです。
マキエをする際、マキエ柄杓の小1杯程度で合わせてみましょう。
ある程度食いつきが見込めたら柄杓の半分くらいで安定させるのがよいです。
多量のマキエはグレの食いつきをおとしてしまう場合があります。エサ取りが多い場合はそのつど、量を増やすようにしましょう。
潮と潮が合流している所をみつける。
ここは、プランクトンが集まりやすい場所なのでグレたちも集まってきます。
潮と潮の境目をねらって、コマセを行いましょう。
流れがぶつかる所なのでマキエが溜まりやすく、効率のいい釣り方ができます。
ブロックや石の隙間を攻める。
際の方や、ある程度投げ込めるスペースがあれば狙っていきましょう。
ただし、ブロックの間隔がせまい時は無理に投げ込むことはやめましょう。
食って走った際に竿先がぶつかり、破損する恐れがあります。
ましてやフカセ釣り自体が流れに影響されやすく難しいのです。
グレのお味は!?

グレは白身になります。
時期によって味も変わりますが、なかでも冬の「寒グレ」は、一番おいしいかったです。
食感はコリコリしていて口に含んだ瞬間、脂が「フワッ」と広がりクセになる味わい。
その反面夏のグレは磯臭さが気になります。
これは、食べる物が違うからと言われています。
夏のグレの場合だと主に甲殻類を捕食します。
「寒グレ」の場合だと、主食が海藻になるからです。
食べ方は、
- お刺身
- 塩焼き
- 唐揚げ
- 煮付け
- フライ
とくに、とれたて新鮮な時のお刺身は、絶品ですよ!
白身なのでポン酢でもGOOD!
お刺身、塩焼きで素材の味を楽しんでからアレンジするのもいいですね。
まとめ
最後までご覧頂き誠にありがとうございました!
以下まとめになります。
- グレとは
- グレ釣りのシーズン
→ 冬が一番釣れるし、美味しい - 竿
→ 「号数、長さ、調子」の3点で評価しよう - リール
→ スピニングリール一択 - エサ・コマセ
- いざ釣りへ!
→ 潮目や、消波ブロックなどを狙う - 釣り方のコツ
- そのお味は!?
をご紹介しました。
グレ釣りは癖になる人が多いです。
是非、そのおもしろさを味わってもらえたらうれしいです。
ありがとうございました!